お金がなく、時間がある私と友人は、静岡発の夜行バスに乗り、約10時間をかけ静岡から、四国の香川県高松市まで旅に出ることにしました。
私の実体験をもとに、夜行バスを使って旅行をしてみたいけど、なかなか一歩が踏み出ない!そんな方に向けてご紹介します。
夜行バスの過ごし方について、もっと細かく紹介した記事が下記になります。
よろしければご覧ください!
夜行バスの魅力
夜行バスのイメージって、「眠れない」とか、「つらそう」とか過酷なものが思い浮かぶと思いますが、メリット盛りだくさんなのです。
メリットその1: 他の交通手段よりも費用を抑えられる
次の項目で詳細はお伝えしますが、旅費を大幅に抑えることができます。
私は予算を決めて旅程を組むことが多いですが、やはり交通費はかなり大きなウエイトを占める要素になりがちです。
そこで、私たちのお財布事情を助けてくれるスーパーヒーロー、それが夜行バスなのです。
メリットその2: 時間を有効活用できる
大きなメリットの2つ目は時間を有効活用できることです。
列車の場合は、朝早く起きて決めた列車に乗って、昼過ぎに目的地に到着することなんてザラにあります。
しかし、夜行バスは仕事終わりの夜に出発して、朝方などの早めの時間に到着できることがあります。
メリットその3: 非日常感を味わえる
覚えていますか?家族旅行で、親がハンドルをにぎり、夜の高速道路をワクワクした気持ちでおでかけしたあの日を・・・
あのエモい感じを大人になっても味わえるなんて素敵じゃないですか?
旅行をより高品質な物に換え、想い出を演出してくれる、それが高速バスの魅力なのです。
夜行バスって安いの?
やすいです。
新幹線や電車を乗り継いで現地まで向かった場合の料金と夜行バスで向かった場合の料金を比較すると以下のとおり。
費用 | 時間 | |
バス | 7,460円 | 8時間40分 |
列車 | 19,550円 | 6時間30分 |
※バスは乗り換え時間含みません
※バス比較ナビ、乗換案内を使用した際の土曜日の最安値です
まさに歴然の差です。
しかし、Time is Moneyとはよく言ったもので、本当に時間があるときしかこの荒業は使えません。
大阪では少し乗換時間があるため、次の闘いに備え準備を整えます。
静岡→(大阪)→高松の夜行バスにゆられ、乗換時間含むことおよそ10時間。
夜行バス・高速バスってキツくない?
これは切っても離せない課題となります。
実際のところ、車両設備が物を言うと思っています。それと周りの環境(笑)
もちろん個人差はありますが、独立3列シートであれば、個人的にそこまで苦痛ではありませんでした。
しかし、4列シートだけは絶対に辞めておいた方がよいです。
「あれ、肩パッド入れてる?」と言われるほど、肩幅が異常に広い私は、地獄を見ました。
それと、座席のリクライニングは割と倒せます。いかんせんみんな寝たいので、怒る人はきっといません。当然、節度は守らなければならないですが(笑)
それでも177cmの私は、脚がまっすぐの伸ばせなかったのである程度の覚悟は重要です。
夜行バスを使うときに気を付けるとき5選
最初不安ですよね〜、僕もめちゃくちゃちゃ不安でした笑
「トイレ大丈夫かな」とか「ちゃんと眠れるかな」とか・・・
しかし、旅慣れしていない方でも、下記のことを気をつければ快適に夜行バス旅が実現できます。
- ぜったい3列独立シートを選ぶ
- イヤホンなど雑音を遮るアイテムを持ち込む
- バス予約の際にトイレ付きを選ぶ
- 席指定ができる場合、通路の広い窓側の座席を指定する、そして前方の席はなるべく避ける
- バス停の位置は必ず把握する
3列シートの理由は言わずもがな。
トイレ付きの車両を選ぶ理由は、精神衛生上あったほうがいいからです。
途中、サービスエリアなどで休憩はありますが、「途中でトイレ行きたくなったらどうしよう」って考えから余計トイレ行きたくなるものです笑
そして、バスの席指定。
これは、バス会社によって事前指定の有無が異なりますが、指定できる場合は窓際がいいです。
高速バスの車両は片方は通路が狭く、片方は通行用で通路が広い傾向にあります。
休憩中は人通りがありますので、好みですが広い方がおすすめです。
バスの前方は夜中にサービスエリアで休憩がある場合、ライトが点灯します。
そのため、気になる方はバスの中ほどか後方がよいでしょう。
夜行バスを利用してあなたも1ランク上の旅人に
上記でお伝えしたように、考えるところはたくさんありますが、それ以上にメリットが多いのが夜行バスの素敵なところです。
一度、近場の旅行地から試してみてはいかがでしょうか?
夜行バスを使って1ランク上の旅に出ましょう
この記事を見て夜行バスの旅をしていただけると嬉しいです!